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<子育て・教育>我が家のお小遣いの与え方 一般社会の金融システムを盛り込む



こんにちは、だすけです。


なにげにきちんと子育てに向き合っています。


ていうか、趣味ですね。

自分の影響で子供がどう育っていくのか楽しみでしょうがありません。

そんな私が子供のお小遣いをどうするか?ということを考えました。 ある日、それをひらめいて実行してから10年以上経ちます。 その仕組みと効果について書いていきたいと思います。


定期的ないわゆるお小遣いは与えない


お手伝いによる報酬(労働対価)

よく耳にするお小遣いの与え方の一つに、お手伝いによる対価(労働に対する賃金)ですね。


うちもやりました。


子供に「働いてお金をもらう」ということを体感させるには素晴らしいやり方だと思います。 でも、これはきちんと労働管理ができないとなかなか難しかったです。うちには合いませんでした。 賃金支払者(親)がきちんと労働管理をできること、できたことに対して褒めること、払い渋りなどしなければ効果はあるのかと思います。親に人を雇うという能力がなければちょっと長続きしないような気がします。

私が見ることができればよかったのですが…

ここだけの話、妻が報酬対価をやたらとけちってました(泣) それじゃあ、やる気出てこないよ。

大人だって給料貰うために働いてる、それをケチられたら労働意欲はなくなりますよね。

ただ、引き続き簡単なことはやらせ続けていました。

こども本人はどうでもよくなってましたけどね。


我が家に銀行を開設した。名付けて『お父さん銀行』


子供って意外とお金持ちなんですよ。

お盆のお小遣い、お年玉、誕生日、などなど。 最近は親族の集まりが少なく核化していますので、一人当たりの額が高いんです。 私が子供の頃に貰っていた総額よりはるかに多いんです。


それをどう管理するか?

と考えたときに『銀行』を思いついたのです。

小さな子供が大金を持っていてもしょうがない。自然と親が預かる。 親(自分含め)は使い込む心配はないだろうか? 貰ったのは子供本人、それは子供のお金。きちんと記録して管理してあげよう。 とひらめいたのです。


銀行は利息があるぞ?

銀行なら利息がある→通常は年利だが月利○%と設定してあげればお小遣いの代わりになるんじゃないか?


ということで、『お父さん銀行』の開設スタートです。


お父さん銀行(家庭内銀行)の仕組みと効果


お父さん銀行の仕組み

さて、その『お父さん銀行』ですが(名前は何でもいい笑) 簡単に言えば、お小遣い帳の延長です。 その記録や管理が銀行である親が行います。預入や引出は口頭での申し出になりますが、いつでもOKです。 ただ目的は聞いて通帳のところに記録します。

子供が自分でお小遣い帳をつけると三日坊主になるんです(笑) これによって、親も子供が何にお金を使ったか大まかに把握することができます。 そして、銀行は預金に対して利息を付けます。 うちは、だいぶ小さい頃からはじめましたので、月利1%で運用開始しました。 例えば、小学一年生が一万円預けてたら、毎月の金利が100円になります。 それを複利で回します。端数は切り上げます。

そこはシビアなビジネスの世界ではないので大目に見てあげましょう(笑)


小学一年生で毎月のお小遣いが100円って妥当じゃないでしょうか? 小学一年生って実際のところ、お金使わないんですよ。


小学一年生でひと月100円。 ん?安いですか?


でもこの積み重ねが大きくなっていくんです。


欲しい物があったら


子供だって欲しい物があります。 でも大きなおもちゃとかは、やっぱり誕生日やクリスマスプレゼント狙いですよね(笑) うちの子は普段はそんなに「あれ欲しいこれ欲しい」とは言いませんでした。 いや、出掛けた先で目についたものを「欲しい!」と言ってたことはあります。

例えば、旅行先とかではそれは旅の思い出にもなるのでちょっとした物を買ったことはあります。図鑑とかぬいぐるみとか。そこまで厳しくありません(笑)


普段の生活でということです。 その時に私が言っていたことは、

「お家に帰って寝て起きても欲しかったら、自分のお金で買いなさい」

これでほぼ阻止してきました(笑)

翌朝になると忘れてることが多いんです(・∀・)


それで無駄遣いがほぼありませんでした。


参考までに、うちの子はゲームやら何やらすべて自分のお金で購入しています。親が買ってあげたことは一切ありません。


こうなってくると良い連鎖に変わってきます。


預金が増える、利息も増える


そうして無駄遣いが減り、利息という名のお小遣いが入り運用されていきます。 一年前に預金残高が一万円、月利1%、複利運用で回すと、一年後には11276円になっています。

なかなかの運用益ですね!


そしてまた臨時のお小遣いがもらえる時期がきました。また一万円預けました。 元金(残高)が2倍になるので、利息も2倍になりますね!


子供に通帳を見せてあげましょう。

「ほら、こんなにお金が増えてるよ!」って子供もニヤリ( ̄ー ̄)ニヤリとすることでしょう。

すると、使う楽しみよりも貯める楽しみが身を持ってわかってきます(個人差アリ笑) 実際には、家庭によっての差はあれど意外とお金をもらうことが多いです。うちに関しては毎年一万円ということはありませんでした。 なのでけっこうな利息になってしまい、ある時期から月利0.5%にさせていただきました(笑)

それでも一般的なお小遣い相当にはなったんじゃないでしょうか?

いまや、我が家で一番のお金持ちです(汗)


金融知識、お金の使い方がわかる


ただ将来的には、現実の銀行との金利の違いがあることを教えてあげましょう。 でもそうすることによって、親子でのお金の知識、近い将来学校でも教えることになる金融知識が身についてくると思います。 またお金の貯めどころ、使いどころも。


前述もしましたが、お金を貯めて利息が付くということで、臨時収入があるととりあえず入金するようになりました。 子供によっては、お金があると「とりあえず何か買っちゃう」子も多いような気がします。(私がそうでした) それがなくなるんですよね。だって預けているだけでお金が増えていくんですよ。 そして本当に欲しい物ごあるときに、引き出して買う。 こういうサイクルになります。 なのでうちの子は、ゲーム機やらゲームソフトやらそういうものすべて自分のお金て購入しています。

自分のお金というところもポイントですね。 買うと自分のお金が減ることになりますから。

そうやって自分が本当に欲しい物、必要なものにお金を使うようになりました。


さらには本当の運用や投資をさせてもいいかも知れませんね。


最後に


このやり方の効果はもっといろいろあると思います。

しかし、親がしっかりと銀行になって管理できないといけません。

とりあえず我が家では管理できていたので、その効果は十分に発揮された思っています。ここに挙げた以外にも効果はあるはずです。


最近は金融機関がアプリを作って公開してたりするようですね。 そういうのも取り込んでもいいと思います。 うちはペンとノートです(笑) 誰かの参考になれば幸いです。

​だすけ

青森出身神奈川在住のアラフィフ。実家のことでいろいろあり、青森にちょくちょく行くように。その忙しさの合間や道中、逆境すら楽しみに変換してしまうポジティブな人。

​そのほか、いろいろ基本的にすべてDIY、費用対効果重視で無駄が嫌いらしい。

​だすけの由来は南部弁の「〜だすけ」

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