とりあえず銀行のキャッシュカードと暗証番号は聞いておいたほうがいい
更新日:4月1日

無事に母が退院し、施設に入居できました。
でも母は何にもできません。
完全な介護状態です。
いろいろな手続きやら精算は私がやらなければなりません。
お金のことは特に大事です。
叔父もいろいろと立て替えてくれている分もあります。
その精算をしなければなりません。
何はなくとも銀行のキャッシュカードと暗証番号はあらかじめ聞いておいたほうがいいですね。
なんか〇〇詐欺みたいで嫌ですが(笑)
認知が進行して物忘れがひどくなる前に聞いておいたほうがいいです。
そして認知症が進むと口座凍結ということになりかねません。
その対策もしておいたほうがいいようです。
注意したいのが70才以上の場合。
一日の引出し制限が20万円とされています。
ある日、私がATMで50万円引き出そうとしたら、引出しができませんでした。
案内を見るとエラーコード番号と窓口に来てくださいというようなことが書いてありました。
それを見たときにはちょっと血の気が引きました。
(銀行口座が凍結された??)
(銀行にも教えていないのに何故わかった?)
その時はまだ母に会えていないので、認知の程度がわかりませんでした。
なのでとにかく認知症になった→認知症の診断があるとぎんこうは凍結されてしまう。
と直結したのです。
とりあえず、窓口に行かず落ち着いて考えました。
エラーコードをネットで調べたら、どうやら70才以上の引き出し制限だった。
ということがわかりました。
後日、ATMで20万円を無事に引き出すことができました。
凍結されてなかった~と、ホッと一安心しましたよ。ほんと青ざめました(笑)
銀行口座の凍結対策には、最近は
『家族信託』
というものがあるようです。
成年後見人制度というのもありますが、いろいろと制約が多かったり、後見人に報酬を払ったりしなければならないので、正直なところ嫌ですね。
ちょっと家族信託というものを調べる価値がありそうです。
その家族信託とやらを調べて口座凍結対策ができるまで、当面は銀行窓口にいくことのないようにしつつ、なんとかお金の工面をしなければなりませんね。
本人以外が窓口に行くと、おそらく委任状やら何やら必要だと思うので。
本人が来れない理由も聞かれそうですしね。そこでうっかり認知症ですと言ってしまったら凍結です…
それと毎度毎度、委任状なんて書いてられません。
口座凍結は、口座名義人が亡くなった時も口座凍結されます。
でも、その場合は相続人が相続手続きという形で進めれば大丈夫です。
相続人以外は原則ダメです。
私は姉が亡くなったとき、母が相続人だったので、すべて母がやらなければならなかったのですが、母を連れていきサイン等は母にしてもらい実質的な手続きは私が行うという形を取りました。
認知症の場合の口座凍結は、そういう点では少し厄介だなと感じました。
なんにも進めることができなくなる可能性があると感じました。そうするとお手上げです。
そう考えると、まだしっかりしてるうちに口座のことを確認しておくことってとても大事だなと思いました。
家族信託について調べることがやることリストに追加されました。