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<ラーメン>非公認!勝手にご当地ラーメン! 『十和田豚バララーメン』



こんにちは、だすけです。

十和田生まれ十和田育ち(18才まで)です。

ラーメンが好きです。らーめん好きは小学生頃からです。


でも当時は、ほとんどが醤油ラーメン、地元の十和田も外でラーメンを食べると言えば中華食堂やドライブインのラーメンでした。

大学通りのどさん子ラーメン、旧国道4号線の谷村食堂、西22番町の味美、どさん子と味美は確か私が小学生の頃にオープンした店です。


あとはラーメンと言えば、スーパーで麺とスープを買ってきて家で食べる感じでしたね。


1.十鉄駅そばの駅ラーメン


最近、あの十鉄十和田中央で駅ラーメンがメニューに追加されました。

どうやらなかなかの評判らしく、これは食わねばならんということで食べに行きました。


一杯500円、最近にしては珍しいワンコイン、これは嬉しいですね!

私はここにくると必ずスペシャルそばを頼みます。グルメな方たちからすると、特別うまいわけでもない普通のそば、好みにもよるけど特別うまいとは言えないそばなんですが、その昭和感満載の雰囲気と昔から変わらない味、これがなんともいえないんです。

三沢のほうが雰囲気があったのですが、変わってしまいましたからね。


さて、その駅ラーメンをいただきます。




なるほどスタンダードな醤油ラーメン、まあ500円だろう。逆に幸楽苑もあるから少し割高感もないわけでもない。


一口食べたところ、なんとも懐かしい感覚が!


これは、コセキのラーメンではないだろうか?!


そう、十和田のラーメンといえばコセキなのだ!

そう、スープと麺を買って家で食べる、それがコセキのラーメン。

地元の人たちに評判がいいというのは、この懐かしさまたは食べ慣れた味、これではないだろうか?


そしてチャーシュー、これは旨かった。おそらく十和田ガーリックポークではないだろうか?


しかし正直なところ、味的に物足りなさを感じた。観光客や違う土地から来た人たちには受けないと思う。

そこは申し訳ないが本音で語らせていただきます。



2.代々伝わってきたラーメン


昔は親戚が集まる機会が多く大人たちは、酒飲み、子どもたちは親戚の子供同士で遊ぶ構図がよくありました。


駅そばの駅ラーメンを食べたきっかけで思い出した味がありました。


それは、



十和田ラーメン!!





もう30年以上前、そんな集まりのなか私の実の叔父が、「十和田のラーメンを作ってあげるよ」

と言い出しました。


その行程は、


1.麺を茹でる(もちろんコセキの麺。ちぢれ麺ですね)

2.別でスープを作っておく(もちろんコセキの醤油ラーメンスープ)

3.鍋で豚バラスライスをほんのり焦げ目が付く程度に焼く

4.焼いた豚バラの鍋にスープを注ぎ込み豚バラとスープをなじませる。その時にジュワーと軽く煮立つようにするとなお良し。

5.麺を入れた器に豚バラスープを注ぎ、ネギをのせる。

6.お好みで醤油を一差し。味とコクが増します。


今はほんとうに美味しいラーメンがたくさんありますが、当時としてはこの豚バラの脂のコクと香ばしさがすごく美味しかったですね!!


今でもはっきり覚えています。


最近、叔父にその話をしたら叔父もそのラーメンのことは覚えているとのこと。

帰省するたびに叔父と一緒に飲み続け早20数年。そのラーメンを作ってくれたのはそれ以前。


しかしその叔父もそのラーメンは叔父の祖母が好きで食べているのを見て覚えたのだといいます。


その祖母(私からすると曾祖母)は豚バラではなく、ただの豚の脂を使っていたそう。おそらく余り物だったのでしょう。しかし脂を焼いて脂のコクと香ばしさをだすところは変わりません。


叔父ももう80歳近く、ひ孫がいるほど。そのお婆さんが作っていたラーメンとなるとなんか歴史を感じます。

おそらく昭和で言うと昭和30年代でしょうね。



3.駅そばの駅ラーメンとの共通点


駅ラーメンもご当地ラーメンとして個人的に認めたいと思っています。(何の権限があるのか笑)

実は共通点があるのです。


1.コセキのラーメン(麺とスープ)である(推定)

2.豚肉を使っている

3.ネギがのってる


はっきりいって私からするとコセキのラーメンだけで十分ご当地ラーメンなのですが(笑)


ただご当地として言うならば、なにか要素があるとそれっぽい。

そして偶然、私が受け継いできたラーメンと駅そばの駅ラーメンに共通項があった。


これは、この3つの項目を取り入れて作られていれば『十和田ラーメン』と言えるのではないか?!と勝手に思ったわけです。


一応、歴史もありますからね(笑)



4.ご当地 十和田ラーメンの定義


以上のことから、『十和田ラーメン』の定義を考えてみました。


1.コセキのラーメン(ちぢれ麺と鶏ガラ醤油スープ)を使う。

2.豚肉(豚バラでもチャーシューでも)を使っている。

3.ネギがのってる。



コセキのちぢれ麺と鶏ガラ醤油スープは外せません。

豚肉は、私は豚バラを焼いているのですが、駅ラーメンはチャーシューです。まあどちらでもいいじゃないですか(笑)

ご当地感をだすなら『ガーリックポーク』を使うとそれっぽいですよね。

ネギ、これはなんとなくなんですけど、この組み合わせにはやっぱりネギが合うんですよ。


どうでしょうか?

これを勝手に『十和田ラーメン』としての条件として提案したい。


賛同していただいた方、飲食店の方、ぜひ作ってみてください(^o^)


​だすけ

青森出身神奈川在住のアラフィフ。実家のことでいろいろあり、青森にちょくちょく行くように。その忙しさの合間や道中、逆境すら楽しみに変換してしまうポジティブな人。

​そのほか、いろいろ基本的にすべてDIY、費用対効果重視で無駄が嫌いらしい。

​だすけの由来は南部弁の「〜だすけ」

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