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ハイブリッド車でも高速道路で低燃費走行!! 高速道路でのハイブリッドレーダークルーズコントロール走行術

更新日:6月24日




 

ハイブリット車は高速道路の燃費が悪い


ハイブリッド車は高速道路においては燃費が悪いです。悪いというよりも、市街地走行よりかは燃費が悪いということですが。


確かに絶賛低燃費走行チャレンジ実施中の私も初めて高速道路で走ったときは、全然ダメでした。


最初のイメージではハイブリッド車は燃費がいいから約700km以上ある実家の途中で行けるだろうと踏んでいました。


勘違いも甚だしいですね。



確かに行けることは行けたと思います。


ちょうど中間点である仙台あたりでタンク半分になり、そこからガソリンスタンドが少なくなる道路を走る為、安全策をとりしました。中間点で半分だから理屈では満タン無給油で片道行けます。


しかし、燃費が普段より悪かった。


普段乗りでの燃費は平均20km/Lオーバーになっています。


それが高速道路、東京一仙台では17km/Lだったのです。


これにはショックを受けました。


高速での走り方は、だいたい110km/h ペース 120km/hのところでは120km/hで走行。 ガソリン車感覚で走っていました。


レーダークルーズコントロールは、その設定速度に達すること、その速度を維持すること、の為に頑張ってしまうイメージがあったのでほぼ使いませんでした。しかしそれが良くなかったようです。


 

ハイブリッド車は中速が調子いい


ベースカーについていく


仙台から八戸まで三陸道路という新しい道路があります。


高速道路ではあるのですが、なんと無料なのです!


ちょっとコース的に湾曲していて、リアス式海岸に合わせてカーブが多いのですが、なんせ無料なのでだいぶ節約できます。


ただし、通常一車線、途中で追い越し車線が現れて、そこで遅い車を追い越すという流れの道路です。


こちらの地域の人たちの生活道路にもなっているようなので、普通に遅い車に引っ掛かります。


遅いといっても 70km/h~80km/hとか。


なので高速道路というよりは、準高速道路とでも言いましょうか。そんな道路です。

バイパス以上高速未満といった感じでしょうか。


急いでる人には向きません(笑)

でもかなり節約になるので最近はそちらを選んでいます。



さてその三陸道路を走りました。

案の定、遅いクルマにあたりました。


でも言ってみれば「ペースカー」のよう。それに合わせるためにレーダークルーズコントロール(RCC)を使いました。


感想は、



すげー楽ちん



ここで初めてRCCの良さを体験。


ずーっとアクセルもブレーキも踏まなくていいんです。 車間距離も調整できるので設定を長くしておくと早めのブレーキングをしてくれます。


自分のペース(例えば110km/h) で走行していているとそのうち80km/h走行のクルマに必ずと言っていいほど追いつきます。


すると減速するんですね、当然ですが。


減速時ハイブリット車はモーター走行充電します。 すると、


追いついてペースを合わせた走行時もモーター走行が多かった。


どういう現象なのかな?と考えたとき


RCC 走行で走行中速度より高く速度設定していると、その速度まで上げようとエンジンが頑張って加速しようとする。その速度に達してもそこを超えることをしないのでエンジン・モーターは「加速」の動きをする=エンジンが頑張る。


速い速度で走行中 (RCC)、 遅い車に追いつき減速をする=モーター充電走行をする。でもペースカーより速度設定は速くしているので、「速度を抑える」 動きの方向性になる=モーター走行が多くなる。


ということに気が付いた。


なので遅い車に当たっても


「遅いなぁ、早くかわしたいなぁ」と思っていたのを


「オートクルーズで楽チン、燃費も良くなる♪」と考えるようになりました。



 

ちょうどよい速度設定を見つける


ちょうどよいペースカーがいない、追い越して新たなペースカーまで追いついていないという時は、自分のペースで走らなければなりません。 そんな時でもオートクルーズが有効な場合があります。


まずアクセルを踏んで適度なスピードまで上げます。 ある程度の速度まで加速したらアクセルオフにして巡航に入ります。 もちろんじわじわとモーター走行を維持しながら加速させるのもOKです。

いずれにせよ、どこかのポイントでエンジン走行に切り替わります。 どこかというのはその時によって違います。


オートクルーズモードでもアクセルを読んで加速できます。


追い越しをかける場合、 設定速度をそのまましながら加速、追い越しをかけ追い越し完了、巡航に移っても良いです。


巡航に入りそのままスムーズにモーター走行してくれると良いのですが、そうとも限りません。 RES レバーは速度設定の調整が1km/h 単位で出来ます。それでじわじわと速度設定の調整をします。


あるポイントでモーター走行に切り替わります。


そのポイントに設定します。


だいたい70~90km/hの中速ゾーンが多いように思います。


エンジン走行中であれば、パワーの方向を減速へ向けるので速度を下げていきます。


モーター走行中であれば、まだスピードアップできるかもしれないので速度設定を少しずつ上げます。

するとモーター走行のままじわじわと加速させていきます。


そうやってモーター走行での最適ポイントで行します。


走っている状況も刻々と変化するのでエンジン走行に切り替わったらそれを繰り返します。



 

下り坂は絶対にレーダーオートクルーズ!


下り坂はモーター充電走行の絶好のチャンス!

必ずオートクルーズにしましょう!


オートクルーズじゃなくてもいいじゃん?


いえいえ、 通常のモーター走行時はアクセルを離すとエンジンブレーキに似た減速状態に移ります。


減速〜アクセルONの繰り返しになってしまうのです。

そこでオートクルーズにすると速度を維持しながらモーター充電走行をします。 下り坂という自然加速ポイントの為に「速度を抑える」方向にエネルギーが働きます。 モーター走行といえども放っておくと加速してしまう。 だから加速を抑えなければいけないので速度を維持したままにできるんですね。


高速道路でなくてもこれは有効です。




 

まとめ


この3点を意識して運転したら、 (遅い車) ベースカーによって中速が多くなる三道路だけでなく、普通の高速道路(東北道)でも有効でした。


帰りもタンク半分 (中間点の仙台を超えに入っていた)の時点で、さらに半分以上残し帰宅できました。


中速が得意なようなので、準高速道路やバイバス、首都高のような車が多い道路などが適しているように思います。


一般道でも巡行モードであれば有効ですので、ぜひ参考にしてみてください。



​だすけ

青森出身神奈川在住のアラフィフ。実家のことでいろいろあり、青森にちょくちょく行くように。その忙しさの合間や道中、逆境すら楽しみに変換してしまうポジティブな人。

​そのほか、いろいろ基本的にすべてDIY、費用対効果重視で無駄が嫌いらしい。

​だすけの由来は南部弁の「〜だすけ」

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