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介護が始まってしまったのか?これもコロナの影響なのか?

更新日:4月1日



そもそもなぜ介護が始まったのかというと、コロナの影響は否定できないと思います。 きっかけは、ベッドから落ちたらしく、そのまま動けなくなり、救急車で運ばれそのまま入院。 どうやらその時の様子はあまり覚えていないらしいです。 近所に住む、弟(私の叔父)に電話してなんとか助けてもらったらしく、もし誰にも発見されなければそのまま死んでいたかもしれません。


動けないって怖い... その兆候は以前にもありました。

元々膝が悪く、なんでもないときに転んでしまい起き上がれなくなったことがありました。たまたまその時は私がいたから良かったものの、いなければそれこそ発見されず餓死していた可能性もあります。


「携帯は常に持ち歩く、または手の届くところにおいておくこと」と言い聞かせました。


今回の診断の結果は大腿骨骨折。手術が必要とのことでした。

手術は無事に終わったのは良かったのですが、その入院生活が問題だったようです。 急な環境の変化からせん妄状態に。自分がなんでここにいるのかわからない、出してくれ。などと訴えはじめました。さらには徘徊もするようになりました。 さらに悪材料が、 コロナ禍で面会不可だったこと。 地元の叔父が病院の手続きやらをしてくれていたのでその窓口になっていました。しかしその叔父ですら面会不可でした。 それがせん妄に拍車をかけたようです。

そして徘徊中(もちろん歩行困難なので手すりなどをつたって。それでも動こうとするパワーはある意味すごい) そしてまた転んでしまったそうです。入院生活で筋力も衰えてしまっていたのでしょうか?もともと悪かった膝にさらに負担がかかったようです。 ついにもう歩けない状態になってしまったそうです。 そうすると入院生活で見る景色は病室のみ。そして誰にも会えず。携帯電話だけが人とつながる唯一の手段であり心の支え。

そんな環境では普通の人だって気が狂ってしまうかもしれません。 たまにかかってくる携帯電話の話の内容もちんぷんかんぷんなことを言い始めました。 「男の人に連れてこられて閉じ込められているから助けて」 「〇〇(病院とはまったくかけ離れた場所)に連れてこられたから助けて」 「〇〇に買い物に来てるけどお金がないから持ってきてちょうだい」 など。 なんでここにいるのかわからなかったり、病院にいるはずが色んな所にでかけていたりするらしい。 そんなとき、病院から言われたのが、 認知症の疑いがある とのことでした。 以前にも入院しており(これもコロナが始まった頃で当然面会不可)せん妄状態になっていたことがあります。 しかし退院して自分の生活に戻ったらそれは治っていました。 今回はどうやら少し違うらしく、認知症の疑い。さらにはもう歩けない。

車椅子に乗り移るのも困難とのこと。そうなるとトイレにも一人で行くことはできない。 退院できたとして、自立した生活は不可能。 そのために私が仕事を辞めて帰るなどということもできません。

どこかの介護施設に入るしか選択肢はなくなりました。 そして退院するにしても、入居できる施設が見つからない限り病院としては退院させることはできないとのこと。

そりゃそうだ、自立生活できない人を退院させて帰宅させるなど殺人に近い行為だ。 そうして「要介護」となってしまったのです。 もしかしたらコロナ禍でなければ、もう少しマシだったかもしれません。 そうはいってもこの世の中の流れ、戻すわけにもいきません。 現実を受け入れ、進んでいくしかないですね。

​だすけ

青森出身神奈川在住のアラフィフ。実家のことでいろいろあり、青森にちょくちょく行くように。その忙しさの合間や道中、逆境すら楽しみに変換してしまうポジティブな人。

​そのほか、いろいろ基本的にすべてDIY、費用対効果重視で無駄が嫌いらしい。

​だすけの由来は南部弁の「〜だすけ」

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